おはようございます。宇田です。
今日は次の話をします1。
以上のテーマに関して、みなさんがもう 100 回はおれの口から聞いたことを書くので、ここまで読んだら今すぐブラバしてください。
ここから書くのは、おれがみなさんの前でもう二度と同じ話をしないための最後の出力です。
5 回出したティーバッグの茶殻を食べてしまうようなものです。
じゃあ本題に行きます。
友人と話していてたまたま『ハズビンホテルへようこそ』2 期の悪口を言うフェイズになった際に、なんとなく劇場版レヴュースタァライトのことを思い出してしまいました。
『ハズビンホテルへようこそ』は Amazon Prime かなにかで独占配信されているカートゥーンで、1 期の出来が非常によかったため、 Twitter でもそれなりに話題になりました。
アニメ部の方々はご覧になりましたでしょうか。この前秋葉原のホビーショップにガンプラ2を買いに行ったら小さいコーナーでグッズが売られてたので、たぶん有名なんだと思います。
劇スのことはまあ知ってると思います。まどかゲリオンのアニメの劇場版です。
んで、どうして前者の話をしているときに後者のことを思い出したのかというと、ハズビンホテル 2 期がつまらなかった理由が、我々の内々で「興味を持てないキャラたちの、さらに興味を持てないカップリングのストーリーを延々と垂れ流されて、おもしろいと思えるわけがない」ということにまとめられたからです。
ハズビンホテル 2 期は、ざっくり要約すると、1 期で活躍したスターが全員死ぬか半退場状態になって、残った脇役のズッコケ 3 人組やら抜けたやつの代打メンバーやらがずっとグダグダナヨナヨしてる、という感じのアニメです。
それぞれの登場人物がそれぞれの課題に直面しているんですが、全員が全員ずっとそのたった 1 つの課題を解消できず、各キャラクターにつきそれぞれ 3 回ずつくらいまったく同じ困難の描写が挟まります。
誰も成長しません。空回りのキャラはずっと空回りだし、支配されてるキャラはずっと自分を解放できないし、役に立たないキャラはずっと役に立たないし、コンプレックスを抱えてるキャラはずっと劣等感丸出しだし。
そういうどうでもいいキャラたち3がずっと pixiv の小説サイトの部分にいくらでも転がっているしょうもない愛憎うんぬん独占どうこうみたいな三文劇を各々で展開しているので、じっと見ていると、昔の知り合いと街でばったり会ってしまって、居酒屋でずっと一方的に俺日記を聞くはめになったときみたいな、そういう気分になります。
もっと全体を短くまとめるか、または群像劇の構成をやめてそれぞれのストーリーを個別に総括していくか、せめて活躍を期待させるキャラを絞って活躍させ、カタルシスを発散させてくれれば、もっとおもしろくなったのではないか、と思わされました。
なんかハズビンホテル 2 期の悪口を言ったらなんとなくスッキリしてしまいました。
こっから何を書くんだっけ? そうだ、劇スね。
劇スの記憶って全然ないんですよね。
劇スは劇場公開から 100 年くらい経ってからようやくイオンシネマで見たんですけど、エンドロールのあとに 2.5 次元舞台の BD 販促を 30 分くらい見せられて、そこまでに抱いてた不満が明石海峡大橋みたいな巨大すぎる怒りで全部圧倒されちゃいました。
あれって本当になんだったんだろう?
ストッキングも履いてない人たちが、いまどき高校 2 年生の文化祭でも先生に脚本を押しつけられてギリギリやるかやらないかくらいの演技をずっとしてる舞台の映像を映画館のスクリーンで見て、そんで、えーっと、結局何がどうしてドナルド・トランプがまた大統領をやっているんでしょうか。
アニメがメタフィクションですメタメタです笑みたいな作劇だったせいで、こういう演出なのかな? と疑っちゃって席を立てなかったんですよ。周りのおたくたち4も誰 1 人として席を立ってなかったし5。
なあ聞いてるか? トマト潰してる暇あったらそのコスプレサテンのマントをどうにかしろよな。
途中からキツすぎて目の焦点ずらしてたので衣装の質感なんて見えてなかったけど、そういう感じだったような気がします。
本当に悲しいのは、劇場までおれを誘ってきてくれた劇スのおたくが、もう二度とスタァライトなんて見ない、と帰りの電車で泣きだしてしまったことでした。
イオンシネマには金輪際行かないと思います。
あー、そうですね、ハズビンホテル 2 期の話と繋げるために、内容の話をします。
えー、大場ななさんの欲動は非常によかったと思います。
かっこいいですよね。
なんか「死ね」みたいなこと言ってて、現代の割に攻めてるな〜と思いました。
よかったです。
あとのカプ厨わくわくわ〜お ×4 みたいなところはまあ pixiv って感じでした。
劇スは、10 人弱くらいの登場人物の中に 3, 4 組くらいの人間関係があって、アニメ版の少女 ☆ 歌劇 レヴュースタァライトでなんとなく解消されなかったわだかまりをそれぞれが解決していく、という構成になっています。
だからといって真っ直ぐ群像劇というわけではなく、主人公格の 1-2 人に重点的にストーリーが配分され、それ以外はなんとなく脇役気味かな、という塩梅です。
こういった構成なので、脇役たちの 1 on 1 人間関係をじっくり描くパートが合計で 60 分くらいあるんですが、これがおもしろさを損ねています。
大きく言ってしまうと、おたく以外は脇役同士の関係にそんなに興味がないんですよね。そういうのは pixiv でやったらいいと思う。
しかもそれが 3 つあったとすると、そのうち 1 つにしか興味を持てていない人にとっては映画の 3 分の 2 が暇な時間ということになる。興味を持っている人たち同士で集まって話し合ったらよかったんじゃないか。
もちろん、それぞれのキャラクターないしはカップリングに特別な関心を寄せている人や、この世界をよく好きな人にとってはそうではないのかもしれませんけれども、少なくともおれの場合は、別に興味のない人たちがあんまり本筋とは関係のない内容で争っている様子をたくさん流されて、そういうものは個別にやった方が幸せなのではないか、と感じました。
劇スにおいて脇役が脇役であって興味を持たれにくい理由はいくつかありますが、特にそれぞれのキャラクターのモチベーションが本編の大きな流れとそこまで密結合ではないような感じなのが悪さをしているんじゃないだろうか。常在戦場で演劇に挑もうよ! みたいな流れの中で、やれ昔からの確執がとか、自分の想い人を BSS6しないでとか、なんか違うんですよね。
誰もあんまりラスボスの子に集中して向き合ってないというか。
それぞれに問題を抱えているのも分かりますが、どうにも思弁的というか観念的な議論と解決しかしてないし、それぞれのキャラクターに平等にファンを付けさせたい、誰も悪者にしたくないがあまりにすごく静的なことしか起こっていなかったような気がします。
だから、発生している問題の核心にいる人たち以外が物語のコアとなりにくい、興味を持ちにくい構造になっている。
というわけで、ハズビンホテル 2 期の「興味を持てないキャラたちの、さらに興味を持てないカップリングのストーリーを延々と垂れ流されて、おもしろいと思えるわけがない」というのと同じ感想に帰着したのだと思います。
いやー、でももう全然覚えてないな。適当言ってると思います。
みなさんが褒めている映像美も、もしかしたら 5 年前に見られなかったのが悪かったのか、そこまで革新的ではないのではないか、という感想でした。オマージュ元が透けて見えたのかクリシェばかりだったのか、細かいことはもう覚えていませんが、少なくとも前述の興味の問題を引っくり返すほどの力はありませんでした。たぶん。
あとアニメの話なんですけど、や、今日はずっとアニメの話しかしてないんですけど、アニス(?)の劇中に出てくるスタァライトっていうミュージカルなんか全然おもしろそうじゃなくないですか?
最終話で改変することを前提に作ったストーリーだからか、なんでこの主人公さんたちはこの劇に感動したのか、そういうのにいまいち共感できなくて、興を削がれたことを覚えています。
映像はまあ魔法世紀まどかゲリオンって感じでしたね。
デカくて変。
まあこんなものですかね。
イオンシネマには未来永劫行かないと思います。
劇スはさすがにもう 1 回見たいかも。ちょっとかわいそうだし、今見たらもっと変わって見えるんじゃないか、むしろそうであってくれ、と思うから。
てかさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、話は全然変わるんですけど、ヒプマイの映画見に行きたいんですよね。
ヒプマイの映画は、上映中に観客がスマホアプリから投票することでリアルタイムに映画の展開が変化する、というおもしろいことをやっています。
インタラクティブ映画ってすごいですよね。
歴史的には何本も存在しているのかもしれませんが、おれはこれを初めて知ったときすごく感動しました。
でも、おたくは結局推しの地元の劇場で見る (ヒプマイには日本を舞台として各都市にそれぞれそこを拠点とするグループが存在し、彼等が相互にラップで争っている、という構造があります) ので、どこの劇場で見るかによって実質的に展開が決定しているらしいです。
バカすぎる。
でもでも, ナゴヤディビジョンは人気すぎてどこの劇場でも別に勝ちうるとか、逆にオオサカディビジョンは人気なさすぎて地元でも負けてるとか、そういう現象も起きているらしいんです。
オオサカディビジョンはかの R-指定からリリックを提供してもらってるはずなのにこの体たらくのようで、本当にしっかりしてほしいなと思います。
あとはまあ、おたくの映画あるあるの、観客が全員 1 つ 1200 円のリングライトを 20 個ずつくらい指に着けて劇中の人物の振りを真似したり、勝手にコーレスをしたり、そういうやつも確認できるみたいです。
アツいですよね。
ヒプマイはちょっとだけ知ってるんで、普通に楽しめる可能性もあるし、普通に楽しめなかった場合でも結果的には楽しめることを確信しています。
ヒプマイの本編7であるボイスドラマは YouTube Music や Spotify などで聞けるので、探してみるか、あるいは Anna’s Archive にアップロードされるのを待ちましょう。
以下、下記
マルチメディアコンテンツってガチでしょうもないですよね。
ヒプマイにしろスタァライトにしろウマ娘にしろ、まずアニメがあって、映画がありますよね。
でもこのあたりは公開順に追えばまだ追い掛けられそうだからセーフでしょう。
ガンダムとかスターウォーズとかの息が長すぎるコンテンツはその辺もガチで終わってるのでバカ死ねという感じですが、このあたりはまあ屍という感じで、エンタメ業界がメディアミックスの経験値を積むための礎となってくれたことに感謝します。
で、そうしたら次に漫画とソシャゲがありますよね。
こいつらから段々許せなくなります。
持続不可能性が自動で実装されるエンタメ業界各 IP をどうにかして存続させるために、別主人公のスピンオフ漫画を 100 本出し、ソシャゲオリジナルストーリーを出し、本筋の時系列ではどこに当たるんだよみたいなイベントストーリーを出し、世界観に合わないコラボストーリーを出し、キャラ萌えのおたくから金をむしり取る。
ユーザーとコンテンツとが共時的に伴走する限りにおいて、矢継ぎ早に繰り出される低質なメディアミックスシナリオ群はおたくの渇きを癒し、コンテンツの大地を潤すオアシスとなることでしょう。
しかし、その実態は塩水にほかなりません。
水を求める人間が塩水を飲んではいけないことくらい、ワンピースしか読んだことのないガキ (そんなやつ今どきいなすぎワロタ。もう誰もワンピースを読んでなくて、全員又聞きで話してます。ワロス) でも知っています。
で、最悪なのがボイスドラマ CD と、2.5 次元舞台と、声優ライブです。
誰も着いていけてません。
死ィーネ8。
こいつらのどれが本編で、そのうち正史にあたるものはどれで、そのうち最低限のストーリーを把握するのに必要なのはどれなんでしょうか。
今すぐ YouTube でソシャゲのキャラ育成ストーリーを探し、2 倍速で録画されたものを 2 倍速で視聴してください。
お前の嫁が、4 倍速でブルブル震えながらすべてを教えてくれるでしょう。
そうですか。
ありがとうございました。
Life goes on.
おたくって毎回「ソシャゲのストーリーを本にまとめて出してくれ」って鳴いてるけど、出てもあんまり読まなさそうだよね。
さようなら。
そうですね。
さようなら。
以上、下記
右肩に 高市早苗
キスをした この国 (へや) の隅で……
てかなんかもう頭がジジイだからさ、最初に書きたいことのリストを作っておかないと文章を書いてる途中でコンテキストが吹き飛んじゃうんスわ。GPT-3.5 とかそんな感じでしたよね。見ての通りですが、コーディング AI を全然使いこなせていません。どうしても実装の子細が気になっちゃうんだよな。ちゃんと設計してれば別に気にしなくてもいいようなところを気にする必要が出てくるのは生来の無鉄砲が由来です。なんか前なんたらとかいう人の書いた本の日本語がカスだから添削してみた、みたいなノートがバズってたじゃないですか。たしかに訂正後の方が規範的な日本語なんだけど、三宅香帆さんの文章の方が直感的で読みやすいって。そういう後者みたいな文章か係り受けがめちゃくちゃな文章しか書けないのでもっと文章うまくなりたいですね。てか macSKK 使いやすいな〜、これはおれが CorvusSKK にぜんぜん辞書を入れてないからあらゆる単語が未登録なのが悪いんですけど、それにしても macSKK のプリインストール辞書はやけに「未〜」「非〜」みたいな prefix や「〜的」「〜性」みたいな suffix をちゃんと一括で変換してくれてえらいっすね。こういう弱めの連文節変換が一番便利。 ↩
腫瘍の天ぷらのこと。 ↩
あまりにもずっと同じ行動を繰り返してばかりなので、どれだけ愛着があるキャラでも次第にどうでもよくなってきます。メンヘラのケアってこういう感じですよね。 ↩
念のため述べておくが、普通に臭いし前のめりになるし観劇マナーも最悪だった。 ↩
これは、考えてみればおたくなんかを信用したおれのミスでもあったと思います。結局どうしてエンドロールが終わるまで劇場の席を立っちゃいけないんですか? ↩
「僕が先に好きだったのに」の略。告白せずにまごまごしてたら他人に意中の人をかっさらわれて悔しい、みたいな感情を消費するそうですか……みたいなシチュエーションジャンルのこと。転じて、そのような行為。 ↩
マルチメディアコンテンツにおける本編というものの分かりにくさに対する文句は下記。 ↩
楽曲の終止を意味する演奏記号「フィーネ」の死バージョン。 ↩
2026-02-08, 書いた人: 宇田
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